睡眠薬の強さの比較、どんな睡眠薬が強いのだろうか?

睡眠薬は、不眠で悩んでいる人にとっては役立つものですが、睡眠薬を長期間服用していると、睡眠薬に依存してしまうという事が問題となっています。

また、自分が飲んでいる睡眠薬の強さはどうなのだろうかと、疑問を持っている場合がほとんどですが、確かに自分が服用している睡眠薬の強さなど、知っていて損はありません。

⇒ YouTube 動画はこちら

睡眠薬の分類

睡眠薬は大きく分けると次の5種類があります。

バルビツール酸系睡眠薬

このタイプの睡眠薬は1950年代から使われるようになった古い睡眠薬で、非常に強い睡眠作用があります。

しかし、効き過ぎて呼吸抑制など、重篤な副作用を引き起こす可能性があり、現在ではほとんど処方される事はありません。

バルビツール酸系睡眠薬は「よく効くけれどもリスクも大きい」睡眠薬なのです。

商品名として、ベケタミンA、ベゲタミンB、ラポナ、イソミタール、パルピタールなどがあります。

ベンゾジアゼビン系睡眠薬

このタイプの睡眠薬は、ほどよい強さで安全性も高い、バランスがとれた睡眠薬ですが、副作用がない訳ではありません。

その副作用はバルビツール酸系睡眠薬のような重篤なものではないので、リスクは少ない睡眠薬です。

商品名として、、リスミー、エバミール、ロラメット、デパス、エリミンサイレース、ロヒプノール、ユーロジン、ネルポン、ペンザリン、ドラール、ソメリン、ベノジール、ダルメートなどです。

非ベンゾジアゼビン系睡眠薬

このタイプの睡眠薬は、ベンゾジアゼビン系睡眠薬を改良した様なものです。

商品名としてアモパン、ルネスタ、マイスリーなどがこのタイプの睡眠薬です。

ベンゾジアゼビン系睡眠薬は筋弛緩作用があり、ふらつきや転倒が起きる場合があり、特に高齢者の場合骨折の原因になります。

この筋弛緩作用をなくして、ふらつきや転倒などの副作用を減らしたものが、非ベンゾジアゼビン系睡眠薬です。

安全性が高い睡眠薬として知られていて、処方される頻度も高い睡眠薬です。

メラトニン受容体作動薬

夜になると脳の視床下部からメラトニンというホルモンが分泌されます。

このホルモンが脳の視交叉上核のメラトニン受容体に作用し、人は眠気を感じ、眠りに就きます。

「それならば、人工的にメラトニン受容体を刺激すれば眠くなるはずだ」と言うことから生まれた睡眠薬です。

他の薬は「薬の効果で強制的に眠らせる」ものですが、このタイプの睡眠薬は、「自然に近い状態で眠りに就く」ことが最大の特徴と言えます。

このタイプの睡眠薬は、自然な眠気を後押しするものですので、作用は強くありませんが、大きな副作用もなく、安全性が高い睡眠薬です。

オレキシン受容体拮抗薬

オレキシンは覚醒に関係しているものと考えられています。

このためにオレキシンが不足すると覚醒が保持できなくなり、眠ってしまうのです。

実際に「眠り病」と呼ばれるナルコレプシーという疾患は、オレキシンの不足が原因と言われています。

オレキシン受容体拮抗薬は、オレキシンの働きを邪魔することで眠りを導く睡眠薬です。

このタイプの睡眠薬を飲むと、オレキシンが働けずに覚醒が保持できず寝てしまいます。

2014年に発売になった新しい睡眠薬で、今の段階では、ベンゾジアゼビン系/非ベンゾジアゼビン系と同等の効果が認められると言われています。

また、ベンゾジアゼビン系と比べると耐性・依存性や日中の眠気の持ち越しがないというメリットがあります。

このタイプの薬は効く人と効かない人がはっきりと分かれるとの臨床医の証言もあり、これからの睡眠薬の主役に躍り出るのかどうかは不明です。

 

以上が日本で承認されている睡眠薬です。

強さでは、バルビツール酸系>>ベンゾジアゼビン系=非ベンゾジアゼビン系=オレキシン受容体拮抗薬>>メラトニン受容体作動薬となります。

まとめ

日本で現在承認されている睡眠薬は5種類あり、それぞれメリット・デメリットがあります。

特にリスクが大きいのがバルビツール酸系睡眠薬で、呼吸抑制という重篤な副作用があります。

そのために、現在、バルビツール酸系睡眠薬を処方することはほとんどありません。

その他はメラトニン受容体作動薬以外は、強さは、同等と見られていますが、これも効き方に個人差がありますので、医師と相談して使用して下さい。

睡眠をサポートするサプリやツール

睡眠をサポートするサプリやツールをご紹介しています。

是非ご覧になって、問題の解決に役立てて下さいね。

⇒ 睡眠をサポートするサプリやツールはこちらです。

 

タイトルとURLをコピーしました