睡眠障害の症状とは?不眠症だけではない睡眠障害

睡眠障害というと、夜寝付けない、朝起きられないなどと言った症状が思い浮かぶと思いますが、睡眠障害にはこの他にも様々な症状があります。

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不眠症

不眠症と睡眠障害は同じものと捉えがちですが、不眠症は睡眠障害の一症状でしかありません。

それでは不眠症とは一体どんな症状を言うのでしょうか。

そんなこと解りきっているという方も多いかも知れませんが、しかし、それは思い込みでしかなく、多分間違っています。

不眠症の症状は、定義上は「眠るための時間が十分にあるにもかかわらず、満足の睡眠を得られない状態」を不眠症と呼んでいるのです。

その不眠症には四種類あります。

  1. 寝付きが悪くて、寝る時刻になっても寝られない(入眠障害、または入眠困難)
  2. 眠っている間に頻繁に目が覚めてしまう(中途覚醒)
  3. 朝早く目覚めて、その後再入眠できない(早朝覚星)
  4. 十分な時間寝たのに、熟睡した感じがしない(熟眠障害、または熟眠不全)

上記のことが1ヶ月以上、頻度が1週間に2~3回以上生じる場合、不眠症と判断されます。

不眠症はその症状によって原因が異なる場合が少なくありません。また、いくつかの原因が絡み合っている場合もあります。さらには異なる症状の不眠症が同時に発生したりもします。

つまり、不眠症と言ってもそれは人によって異なると言うことです。

自分の不眠の症状と原因がわからないという場合は、専門医の診察を受けてみることをオススメします。

睡眠関連呼吸障害群

睡眠関連呼吸症候群は眠っている間に呼吸に関連する睡眠障害です。

よく知られているのは睡眠時無呼吸症候群があります。

その他には睡眠関連低換気/低酸素血症群というものがあり、これは整形外科的な疾患や内科的な疾患によって、睡眠中の呼吸が妨げられることを言います。

睡眠時無呼吸症候群には二種類あり、「閉塞性」と「中枢性」です。

閉塞性は何らかの理由で上気道がふさがり、睡眠中に呼吸停止を繰り返すことです。

これに対して中枢性は脳の呼吸中枢がうまく機能せずに無呼吸になることをいいます。

中枢性過眠症候群

不眠症の対極にある睡眠障害です。過眠症には三種類あります。

  1. ナルコレプシー
  2. 突発性過眠症
  3. 反復性過眠症

いづれも日中に異常なまでの眠気が襲うという点は共通しています。

過眠症はまだ未解明の部分がありますが、近年、睡眠医学の発展とともに有効な対策・治療法が見つかりつつあります。

概日リズム睡眠障害群

この睡眠障害の症状は、「睡眠のタイミングや時間帯が一般の人と大きくずれる」と言うことです。

概日リズムとは体内時計によって作り出される生体リズムのことです。そのリズムが狂うことを言います。

概日リズム睡眠障害には6種類あります。

  1. 睡眠相後退症候群
  2. 睡眠相前進症候群
  3. 非24時間睡眠覚醒症候群
  4. 不規則型睡眠覚醒パターン
  5. 交代勤務睡眠障害
  6. 時差症候群(ジェットラグ症候群)

概日リズム睡眠症候群は現代病の一つです。概日リズム睡眠障害の原因には現代特有のものが多いからです。

例えば、夜間に強い光を浴びる頻度が増えたことは、睡眠相後退症候群の原因です。また、社会のリズムが24時間化したことは交代勤務睡眠障害の原因です。

睡眠関連運動障害群

睡眠関連運動障害群には2つのタイプがあります。

  1. むずむず脚症候群(RLS)
  2. 周期性四肢運動障害(PLMD)

むずむず脚症候群には、次のような症状があります。

  • 刺すような痛み、チクチクした痛みを脚に感じ
  • 皮膚の舌で小さい虫が動いている感じがする
  • 脚の中がほてってしょうがない
  • 脚がイライラして眠れない

周期性四肢運動障害は、寝ている間に脚がぴくぴく動き、それが周期的に繰り返されるという症状です。これは1時間に50~100回の動作が起こることがあります。

睡眠時随伴症群

睡眠時随伴症群は、眠っている間に発生する様々な疾患の総称です。

それらは次のようなものです。

  1. 夢遊病
  2. 夜驚症
  3. レム睡眠行動障害
  4. 金縛り
  5. 悪夢障害
  6. 歯ぎしり
  7. 寝言

睡眠随伴症群は自然と治癒する場合もありますが、症状が酷い場合は専門医に診察してもらうことをオススメします。

睡眠障害のまとめ

睡眠障害には様々な症状のものがあり、それらは多岐に渡っています。

社会問題にもなった睡眠時無呼吸症候群を始め、社会活動が24時間化したことで起きる概日リズム睡眠障害群など症状も様々です。

いづれも睡眠に障害があり、日中に非常な眠気に襲われるというもので、症状が酷い場合は、積極的に専門医の診察を受けてください。

自己判断でこれは単なる寝不足だ、といった考えは危険で、睡眠障害は原因を特定し、その障害を取り除かなければ、日中の激しい眠気で命を落としかねませんので油断は禁物です。

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