ベストな睡眠時間とは?

ベストな睡眠時間と言って思い浮かべるのは、7~8時間という睡眠時間ではないでしょうか。

しかし、ベストな睡眠時間には個人差があり、千差万別といったほうが正しいのかも知れません。

一応の目安として、ベストな睡眠時間は7~8時間が良いとされています。

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ショートスリーパーとロングスリーパー

少数派ですが、睡眠時間が6時間以下でも大丈夫というショートスリーパー(短眠型)の人と、9時間以上眠らないと駄目という、(長眠型)と呼ばれる人が少ないですが、存在します。

歴史上の人物では、森鴎外(2時間)やナポレオン(4時間)がショートスリーパーとして、そして、アインシュタイン(10時間)がロングスリーパーとして、よく例として名前が挙げられます。

ノンレム睡眠の時間は同じ?

1984年に深い眠りであるノンレム睡眠を比較した調査があるのですが、それによると、ノンレム睡眠の長さは、ショートスリーパーの人も、ごく一般的な人も、ロングスリーパーの人も、睡眠中に現れる時間の長さは変わらないのです。

つまり、ロングスリーパーの人も、ショートスリーパーの人も、ノンレム睡眠の状態にある時間は、ほとんど変わらないという調査結果があります。

しかし、人間の睡眠はノンレム睡眠と浅い眠りのレム睡眠を、90分周期で繰り返しているといわれています。

つまり、ここには大いなる矛盾があるのですが、ショートスリーパーの人と、ロングスリーパーの人の、ノンレム睡眠の長さがほぼ同じと言うことは、ロングスリーパーの人は惰眠をむさぼっていると言うことになります。

果たしてそんな解釈の仕方でいいのでしょうか。

しかし、世間というのは広いもので、ショートスリーパーの人と、ロングスリーパーの人と、ノンレム睡眠の時間は同じと看做して、誰もがショートスリーパーで「効率的」な睡眠を目指すべきと言う、24時間眠らない現代社会において、何とも都合がいい解釈がまかり通っているのです。

先の調査データは1984年のものですので、かなり古いデータなのですが、そのデータを元にした、睡眠時間の効率化が可能という結論ありきの議論が、未だに存在しているのが、睡眠にかかわる研究者の間で、先入見の如くに存在するというのは、解せないのです。

うつ病が社会問題化している背景

ノンレム睡眠とレム睡眠は、約90分周期でくり返し訪れていて、ショートスリーパーの人はそれが短くても大丈夫なのであり、ロングスリーパーの人は長くないと駄目なのです。

この古い調査は、更に性格にまで踏み込んだ結論を導き出しているのですが、ショートスリーパーの人は、外交的で活動性に富み、精力的に仕事をこなす野心家で、しかし、細かいことには無頓着で、おおらかな行動傾向があり、ロングスリーパーの人は創造性がある反面、内向的で非社交的で神経質、しかも抑うつ的で不安傾向が強く、社会的能力が弱いと判断されているのです。

この議論によると、年々睡眠時が短くなっている現代人はかつての人々よりも、つまり、昔よりも外交的で活動的なのでしょうか。

それにしては、うつ病が社会問題になっていることは説明がつかないのですが、また、このような迷信めいた論理が、睡眠を研究する人の間に未だにあると言うことは、睡眠に対する冒涜であるとしか言い様がありません。

睡眠に「効率」を求め出したならば、それは人類の消滅を目指すことにつながるのではないでしょうか。

心身の疲労を回復させる睡眠を惰眠と言って、効率的な睡眠のお仕着せを睡眠の研究者が先陣を切って宣言する社会というのは、多様性を認めない視野狭窄し、自縄自縛した生きづらい世界だと言えます。

だから、現在、うつ病が社会問題化しているのだと思います。

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